義父

「630徳島に出るけん見てよ」先日義父の家にいくと、こう言われました。
2週間くらい前に、「戦争体験の講演を依頼されたので、スーツを出してほしい」と言われて用意したのがこれなんだな。
結構ウキウキして、兄妹や孫にも電話したり、はがきを出していました。
義父の戦争体験は、私が結婚して以来何回となく聞かされていました。
内容が分かるだけに、「もうそこんとこは聞いたよ」と何回言いそうになったことか。
私の友達が来た時にも、必ず聞いてもらっていました。
というわけで、私には珍しくも何ともなかったことでした。
「テレビ見たよ。おじいちゃん元気にしとんやなあ。話を聞いて、私涙が出たよ。」と
友人から電話をもらいました。
一人暮らしが板について、食事も自分で作って、ちょっと頑固で、昔も今も変わりなく、自分をもって生活しています。
私にはできない老後かもしれない。
しかし放映された映像を見て、思わず家族で、顔を見合して吹き出してしまいました。
大きな穴のあいた麦藁帽子をかぶって、草むしりをしている姿があったのです。
夫は「今度行く日に必ず麦藁帽子を買って行く」って宣言してました。
講演は1時間半くらいのものだったそうで、足が痛いのによう頑張ったなあって思いました。
話はまだまだ尽きないのかもしれません。
聴いてくださった人々もまた、戦争体験者だったのかもしれません。
真剣な表情の人が映っていました。
ある意味戦時中は、義父にとって栄耀栄華の時代だったと思うのですが、それでも今後戦争があったら逃げ出すってコメントしたのは、悲惨な出来事を目前で何度も何度も、見聞きしているからだと思います。
私には戦争の悲惨さや、愚かさを聞かされて育った世代ですので、本当の怖さは知りません。
義父にはそれが即、命に関わる重大ごとなので、思ったことだったのでしょう。
これからの孫子の時代が、平和であることを祈らずにはいられません。
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テーマ : 今日の出来事
ジャンル : 日記

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